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民主に国家戦略はあるのか

【主張】次世代スパコン 戦略なき開発凍結に異議(産経新聞 09年11月17日)

   

政府の行政刷新会議が13日の「事業仕分け」で、官民共同の次世代スーパーコンピューター(スパコン)開発計画を事実上凍結しました。           

驚くべきはこの「事業仕分け」の仕分け人が「世界一を目指す理由は何か?2位ではダメなのか」と言った事です。この発言をした仕分け人が誰なのかは知りませんがのは民主党の蓮舫議員、その他にも「一時的にトップを取る意味はどれくらいあるか」(泉健太内閣府政務官)「一番だから良いわけではない」(金田康正東大院教授)などとのたまったそうです。              

言っておきますが、私はこの民主党の行政刷新会議のやっている「事業仕分け」は、なかなか面白い画期的なことだと認めています。

従来ならば財務省と各省庁との折衝でお役所内で行なわれていたことが、行政刷新会議がその前段階として入り、「事業仕分け」をオープンにすることによって広く国民の目が届くようになったことは非常に良いことです。短時間で行なわれる強権的な物言いや判定も「長年の自民党政治とのしがらみを絶つ」と言う意味ではまた有効な方法だとも思っております。

ただ、単なる国家戦略なきコストカッターに過ぎないようでは(事実そう見える)国を滅ぼす元凶に過ぎないのもまた事実です。

(言うまでもないことですが)そもそもエネルギー資源に乏しい日本は、科学技術立国としてまた、知財立国として生きていかねばならない国なのです。

科学技術で世界トップを走ることが日本の国益に適い、国に富をもたらすのです。科学技術の研究・開発というのは確かに非常に無駄の多いものです。だからこそ、利益を求められる民間ではなく国が主導をとって推し進めていかねばならないものではないでしょうか?ハコモノの無駄とは全く違うということを理解せねばなりません。

また、エネルギー資源に乏しいこの国で唯一の資源は「人材」なのです。この事業仕分けの評価を見ると、費用対効果も求められています。そもそも費用対効果が良ければ、民間が競って開発をしています。それに世界一を目指さなければ人は集まってきません(世界二を目指そう~と言って優秀な人材が集まりますか?)。

こういったプロジェクトはどのような分野に成果が派生していくかはすぐには分かりません。しかしながら、世界一を目指して開発・研究をしていくことは優れた人材を集め、育成されていくものです。つまり「人づくり」に必要なのです。

  

科学技術立国は「人づくり」。

  

こういったプロジェクトが人材育成にどれほど役に立つか。企業にお勤めの皆さんだったら肌身に感じて理解できるのではないでしょうか?

そもそも「コンクリートから人へ」と言っているのは民主党です。「人」へ財源をシフトするならば「人づくり」にも注視すべきではないのでしょうか?

結局のところ民主党がこの国をどうしようとしているのか全く見えてきません。戦略なき戦いは部分最適に陥り必ず崩壊します。民主党が崩壊するのは勝手ですが、国が滅びるのには黙っていられません。

  

「hyouka.pdf」をダウンロード (事業仕分け スパコンに関する第3WG評価コメント)

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