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民主党は天下りの定義を変えた 

選挙前「天下り」の全面禁止をうたっていた民主党が「天下り」の定義で裏道を認めようとしている。

もめる政府の「天下り」定義 抜け道も(産経新聞 web版 11月20日)

~(略)~論戦の焦点は政府が決定した天下りの定義だ。政府は6日、天下りを「府省庁が退職後の職員を企業、団体などに再就職させること」と定義し、さらに「府省庁」は事務次官以下の職員を意味するとの見解を示した。政務三役や官僚OBが斡旋した場合は天下りではないという解釈だ。~(略)~

~(略)~さらに問題視されているのが官僚OBによる斡旋だ。政府の定義では、先に天下った官僚OBが後任に別の官僚OBを呼び寄せた場合は天下りに該当しないことになる。だが、民主党は2月の国会で「中央省庁の関与がなくても、OB間で誘って数珠つなぎで天下っていく」(長妻昭厚生労働相)と、官僚の「指定席」化を批判している。~(略)~

問題は「官僚OBが斡旋した場合は」天下りではないという定義だ。

この官僚OBによる斡旋は長妻厚労大臣いわく「裏ルート」と言われるものである。民主党はこれを認めようとしているのだ。

平成21年2月4日の衆議院予算委員会で長妻議員(当時)は以下のように発言している。

「もう一つの裏ルートというのが、午前中質問いたしました、つまり、一回天下ったOBの方が、後輩をそこに呼んで、そしてその団体に後輩を引っ張っていって脈々とわたりの指定席で、天下り団体に指定席をしてわたり続けるということで、これは中央省庁は関知しないことになっていますので、あっせんをしていないということで、これはないことになっている裏ルートでございます」

民主党は数珠繋ぎにならないよう、指定席にならないよう目を光らせると言っているが、選挙前の公約から随分と歪んできているではないか。

長妻厚労大臣は忙しすぎて手と頭が廻らないのだろうが、自らの政府が決めた定義に対してなんらかのアクションをとるべきだ。そうでないと次に野党に転落したとき、彼のもち味が完全に殺されてしまうことになりはしないか非常に懸念するのだ。

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